HP社が Indigoシリーズ次世代高解像度商業印刷機向けにタワーセミコンダクターを採用

イスラエル、ミグダル ハエメク2020年4月23日－先進のアナログ半導体ファンドリソリューションのリーダーであるタワーセミコンダクター(NASDAQ/TASE:TSEM)は、本日、HP社 Indigoシリーズ次世代高解像度商業印刷機向けにタワーセミコンダクターの180nmパワーマネジメントプラットフォームを採用することを発表しました。イスラエルにある同社の8インチ工場で製造されたこの先端プロセスは、単一チップ内に複数のドライバーをハイエンドで統合するとともに、より小さなフットプリントを提供し、従来のオプトメカニカル・レーザー書き込みヘッドを単一のミックスシグナルソリューションに置き換えることが可能です。新しいHP IndigoアナログICによって、他のいかなる市販ソリューションよりも優れた、最先端の印刷解像度が実現されます。

タワーセミコンダクターの180nm パワーマネジメントモジュラーテクノロジープラットフォームは、幅広い動作電圧に対応する高度なパフォーマンス、効率、設計、フットプリントの最適化を提供します。各種メモリ、1.8Vおよび5V高集積ライブラリ、そして先端のパワーLDMOSを効率よく集積・搭載することにより、このプラットフォームは、モバイル、ウェアラブル、産業および自動車のような様々な市場およびエンドアプリケーションに最適です。さらに、最先端のPDK(TS18PM)を活用することで、分離方式やLDMOSタイプが異なる回路設計資産を再利用することが可能になり、迅速な市場投入のための効率的かつ時間・コストを節約した設計サイクルが実現できます。

タワーセミコンダクターのミックスドシグナル/パワーマネジメント事業部バイスプレジデント兼ジェネラルマネジャーのShimon Greenberg氏は次のように述べています。「高解像度商業印刷機用の高性能アナログICの開発・生産において、高度なデジタル印刷ソリューションの世界トッププロバイダーであるHP社 Indigo事業部門と協業できることをとても嬉しく思います。柔軟性が高い当社の180nmプラットフォームとその競争優位性が、HP社 Indigoシリーズの高度な要望に見事に応えたことで、新しく優位性のあるソリューションを市場に投入することができました。HP社Indigo シリーズにとって、さらなる高評価獲得と事業機会拡大につながるものです。」

タワーセミコンダクターのテクノロジーの詳細については、こちらをご覧ください。