Teledyne e2vのTopazイメージセンサがVision Systems Design 2022 Innovators Awardを受賞

グルノーブル フランス、2022年6月7日 – Teledyne e2vは本日、タワーセミコンダクターの65nmグローバルシャッターピクセル技術を採用した、TopazのCMOSイメージセンサが、Vision Systems Designの2022 Innovators Awardsプログラムの審査において、最高のマシンビジョンの一つとして認められたことを発表しました。審査委員会は、システムインテグレーターとエンドユーザー企業から、高い評価を受けている専門家で構成されていました。

編集長のChris Mc Loone氏は次のように述べています。「Vision Systems Designチームは、2022年のInnovators Awardsプログラムにおいて、Teledyne e2vが高い評価スコアを獲得したことに祝辞を送りたいと思います。毎年、この公平でますます競争が激化するプログラムは、マシンビジョンで最も革新的な製品とシステムを讃えることを目的としています。Teledyne e2vチームは、今回の受賞を誇りしていただきたいと思います。」

Topazは、2MP(1,920×1,080ピクセル)および1.5MP(1,920×800)の解像度で提供され、多くのアプリケーション向けのコンパクトなモバイルデザインを可能にします。幅4.45mmの小型のチップスケールパッケージ(CSP)に収納されており、光学アレイの中心がパッケージのメカニカルセンターと正確に一致しているため、スリムなカメラデザインも可能です。これにより、センサは、小型OEMバーコードエンジン設計、モバイル端末とスレッド、IoT、非接触認証システム、ウェアラブルデバイス、ドローン、ロボット工学に特に適しています。マシンビジョンとデータ収集カメラ市場は7.4%の割合で成長しており、2026年までに55憶ドルに達すると予想されています(出展：Yole Development, 2021)。

タワーのグローバルシャッターピクセルテクノロジーは、最先端の独自のライトパイプ(光を直接フォトダイオードに送るマイクロオプティカル構造)に基づいています。このためピクセルサイズの大幅な縮小を可能にする技術でありながら、最先端の機能性、優れた入射角特性、卓越したシャッター効率および量子効率(QE)を提供しています。

Teledyne e2vのエグゼクティブバイスプレジデント兼ジェネラルマネジャーのRafael Juarez Romayは次のように述べています。「革新性は、顧客のニーズに適応したときに真の価値をもたらします。Topazは、現代の物流、小売、製造アプリケーションにおいて、生産性とスループットを高め、より長い作業範囲を提供するために開発されました。このセンサは、コスト/性能比が優れており、設置面積も小さいため、世界最小のバーコードOEMエンジンや最も薄いモバイルプラットフォームの駆動に最適です。タワーセミコンダクターは20年近くにわたり、当社のすべてのイメージセンサに最適なファンドリです。お客様に最大の価値をもたらすソリューションを聞き、設計することが当社のDNAにあるので、この賞を受賞したことを大変誇りに思います。」

タワーセミコンダクター、上級副社長およびセンサ&ディスプレイ事業部ジェネラルマネジャーのDr.Avi Strum氏は次のように述べています。「私たちは、CMOSイメージセンサの革新性において20年近くにわたる長期パートナーとして、Teledyne e2vと協業できることを誇りに思っています。当社の先進的な65nm CISプロセスと組み合わせたTopaz CMOSイメージセンサの設計は、より小型でスマートな産業用カメラに向けた重要なマイルストーンです。Teledyne e2vとの確立されたコラボレーションは、この成長市場における産業ビジョン開発をサポート、促進するための当社の取り組みの証です。」

サンプルと評価キットも利用可能です。詳細については、お問合せフォームよりご連絡ください。