日本では街角のコンビニエンスストアでたくさんのお菓子や軽食が販売されています。私の好きなポッキーとその他に一つ二つ食べ物を買い込んでから自然の中をハイキングしたり歴史ある村を散策したりするのはなかなか良いものです。問題は(お腹周りが大きくなるのもそうですが)、道沿いにゴミ箱がめったに見つからないということ。ところが、ゴミ箱が少ないのにも関わらず、そうした自然遊歩道や通りは清潔に保たれています。大都市の路上ではキャンディの包み紙ひとつ見つけるのも難しいくらいです。いったいどうしてなのでしょうか?答えは簡単です。日本人はゴミ箱が見当たらなければその包み紙をポケットかカバンに入れ、あとで捨てる。ただそれだけです。

反対に、米国やヨーロッパではポイ捨てには罰金が課せられます。にもかかわらず、高速道路、都市部、地方ではあちこちでポイ捨てが行われています。世界を見渡してみても多くの地域で都市はごみだらけ、地方では不法投棄が横行しています。

ごみは文化の「鏡」: 敬意か、恐怖心か

日本では子どもたちは幼少時からタオ=「道」を教えられます。それは宗教的な内容ではなく、単純に他者や学校・職場、環境に対する敬意を学ぶものです。4歳の子どもの幼稚園での一日は、まず自分の靴を脱ぎ教室の外にきちんと並べることから始まります。理由はもちろん、屋外の泥やホコリを勉強の場や家の中に持ち込まないためです。それから子どもたちは決められた持ち物の中からふきんを取り出し、自分の机の上を拭きます。一日が終わる時も同じように机の上を拭きます。このように、日本ではその社会文化のあらゆる部分に社会や学校・職場、環境への敬意が染み込んでいます。それは文化規範という誰もが受け入れられる行動様式となっており、それを強要するための法律や罰金はそれほど必要ありません。

法律や罰金はポイ捨ての軽減にそれなりの効果があるでしょう。しかしゼロにすることは不可能です。法律を守る理解ある市民はそれに従います。捕まったり罰金を課せられたりするのが怖いという人も後に続くでしょう。しかし、自分には関係ない、自分は捕まらない、あるいは他の手段よりは罰金を払う方がよい、などと考える人間はみな、いつまでも地球を自分たちのゴミ箱として使うことになります。法律や罰金を制定することによって、ポイ捨てをすべきかすべきでないか、関心を持つか持たないかを問うのではなく、費用対効果の論理の方が大事になってしまいます。「敬意の文化」のみがそうした習慣を本当になくすことができます。行動様式の変化は、その動機が広がり定着し、文化的DNAとなって初めて持続可能なものになるのです。

新たな声

今と比べて昔はもっとモラルがあってよかったという郷愁に満ちた考えに私は戸惑いを感じることがあります。私は米国市民です。キリスト教の理念と価値観を基盤に作られたことを誇りとする米国という国は、半世紀前に初めて、すべてのアメリカ人に平等な権利を与えるという道のりを歩み始めました。過去50年にわたる前進にも関わらず、今なお性別や人種間の不平等は目に余るものがあります。

最近次々と告発されている、行政機関を含む米国立法府、ハイテク企業、メディアやその他多くの業界におけるセクシャル・ハラスメントや性的暴力に、米国市民および世界の大半は唖然とし衝撃を受けたことでしょう。それでもこの卑劣な悪事の只中で、道徳的に破綻した権力者というプレデターに対し行動を起こせるよう、女性を守り勇気と道筋を与える法律がついに施行され、それまでの状態に風穴を開けることになったのです。

エンパワーメントか、法律か: 法律に頼らない文化を

タワージャズでは、「人材教育や職能開発におけるジェンダーの平等とマイノリティ差別廃止」を自社の社会憲章としています。私たちがしっかりと守ることでこれがタワージャズの文化になっています。例えば、イスラエルでは技術職は男女比が1対1となり、技術管理職もそれに近い数字です。他のサイトでも女性やマイノリティの人数は増え続けています。

私は思うのですが、これこそが前述のような大きなハラスメント問題がタワージャズで起こらない主な理由ではないでしょうか。法律で禁じられているからでもなく、倫理的で道徳的なリーダーシップチームのおかげでもありません(いずれも存在はしていますが)。女性が社内の様々な場所で主要な役職に就き、平等な発言権を持っているからなのです。

真の「市民権」の実現にはそこに暮らす人々全員の参画が必要です。すべてのグループに平等な機会と権利が与えられ、声をあげた時にはそれが単に聞こえてくるだけでなく、偏見を持つことなく耳を傾けてもらい、対処されるようにならなければなりません。社会の中で権利が与えられ、市民の声を適切に代表するグループであれば、その地域で不当に扱われるはずがありません。

企業を率いる機会を与えられた人間は、その企業の文化についても特別な責任を負います。つまり、法律で決められているから従うといった簡単なものから、あらゆる側面で倫理的、道徳的な行動を求めるものへと、企業文化へと昇華させることです。そうすることで、従業員が個人として成長し、目標に向かって前進する機会を与えることができます。C. S. ルイスはその著書The Abolition of Manの中で、「独裁政治ではない統治、あるいは奴隷制度ではない服従という概念には客観的価値を教義的に信じることが必要である」と述べています。私たちは客観的で、他者を受け入れるインクルーシブな価値観を大切にしなければなりません。

ジョン・F・ケネディは自身を「幻想なき理想主義者」であると言っています。平等な機会と権利が保証される市民社会という理想の実現は簡単ではありませんが、まったくの幻想でもありません。最初は高い価値観と志をもつ個人の実践から始まり、そうした人々の考えや信念が周囲に浸透していきます。あるいは、私たちそれぞれの家庭や会社から、そして、倫理的・道徳的でインクルーシブな価値システムを例外なく自らも実践しつつ組織にも実行させる企業のリーダーから広がります。擁護のしようもない行動に対してあれこれ言い訳をし、自らの品位を下げるようなことのない倫理的な市民の代表者を、私たちひとりひとりが注意深く評価し選択することから始まるのです。そうした代表者は「タオ」を忠実に守り、創造と民主主義の原則を尊重します。そして、民主主義のためには必ず野党が必要であることを理解し、決してそうした反対勢力を「敵」とみなしたりはしないでしょう。

FINANCIAL HIGHLIGHTS

2017年度第3四半期財務ハイライト

継続的な売上成長で過去最高の売上を達成:

  • 2017年度第3四半期売上355 百万ドル(前年比9%増); 第4四半期売上見通し(mid-range) $358百万ドル
  • 今年度第3四半期までの累計売上10億3千万ドル(前年比13%増)
  • 今年度第3四半期までの累計売上において、オーガニック成長(パナソニックおよびマキシム社との長期契約に伴うものを除く)は前年比27%増
  • 2017年度第3四半期の年間純利益のランレートは220百万ドル(前四半期比55%増)

健全なバランスシートおよび財務比率

  • 2017年度第3四半期中に営業活動により得た現金は過去最高の104 百万ドル; フリーキャッシュフローは $62百万ドル(中国南京の製造工場プロジェクトに関わる現金18百万ドルを含む)
  • 株主資本は2016年12月31日時点の683百万ドルに対して2017年9月30日時点で過去最高の874百万ドル  

TECHNOLOGY / R&D AND INNOVATION

Dr. Avi S TowerJazz SVP & GM CMOS Image Sensor

CMOS イメージセンサ

需要増加を推進するテクノロジー動向

Dr. Avi Strum, Sr. VP
GM, CIS Business Unit

今や私たちの身近にどこにでもあるセンサ。 多くのアプリケーション市場が、CMOSイメージセンサ(CIS)技術の高度な機能に依存していると言ってもいいでしょう。 車載用、産業、医療などの付加価値の高い市場へ浸透していることは、CIS製品の使用用途を大きく変えていることを示しています。 現在のアプリケーションの変革に加えて、ドローンカメラ、生体認証、AR(拡張現実)などの新しいアプリケーションは、CISの革新によるものです。 センサは今日の半導体業界のトップトレンドの1つであり、タワージャズにも、お客様に最高のCISプラットフォームを提供できる強みがあります。

タワージャズは、車載用、マシンビジョン、ハイエンドカメラおよび映画撮影用カメラ、歯科および医療用X線、3DおよびAR / VR(拡張現実感およびバーチャルリアリティ)、セキュリティなど、CMOSイメージセンサ(CIS)市場の中でも主に6分野でサービスを提供しています。

当社は、以下のような特定のセンサアプリケーション領域に合わせて最適化されたクラス最高の画素技術を提供しています。

  • 車載向け高ダイナミックレンジの画素
  • 急速に増加する産業用ビジョン市場向けの独自の低ノイズおよび極小グローバルシャッター画素
  • ハイエンドカメラおよび映画撮影用カメラ市場では、暗電流が非常に少なく、また白キズも少ない、低ノイズの画素
  • 医療用および歯科用X線用の大きなスティッチ画素
  • 3DおよびAR / VRアプリケーション用の近赤外線感度小型グローバルシャッター画素
  • 急速に成長するセキュリティ市場向け、極小高感度画素

さらに、タワージャズはピクセルレイアウトとカスタマー毎の要件に応じたプロセスパラメータを調整し、シリコン実証済みの最先端の画素を提供します。

主なアプリケーションおよびマーケットセグメント

医療用および歯科用X線市場

タワージャズは、この分野の主要顧客と提携し市場シェアを大幅に拡大しています。この 市場はアモルファスシリコンからCMOSテクノロジーに移行しており、お客様が大型パネルに取り付けることができるウェハ1枚に1つのダイ(150mm x 125mm)を製造する独自のスティッチ技術を使用しています。 現在、この技術は、当社の日本の魚津にあるTPSCoの12インチファブでも提供しています。

3D および AR/VR (拡張現実/仮想現実)

3DおよびAR / VR領域はかなり急速に成長しています。 この技術は、グーグルグラスからインテルのRealSenseまであらゆる場所で必要とされています。この技術には、近赤外線に対する高感度と非常に低い消費電力要件が求められます。当社のグローバルシャッター画素の高い技術力により、この市場向けに独自の近赤外線に対する高い感度を備えたグローバルシャッター画素を開発することを可能にしました。

ハイエンドカメラ&映画撮影用カメラ

タワージャズで製造されたセンサが搭載された映画撮影用カメラで、オスカー受賞作を含む数多くの映画が撮影されており、シネマカメラ市場で、タワージャズはトップを走っています。さらに、優れた先端技術の12インチウェハ、65nm プロセスでDSLRおよびミラー・レス(ILC)カメラのデジタル写真分野でも市場シェアを拡大しています。

 

TowerJazz Professional photography

車載用

車載向け市場は、ADAS(先進運転支援システム)および自動運転への要件が高まり、急速に成長しています。 車1台あたり6~8台のカメラの搭載が期待されており、これらのカメラには高ダイナミックレンジのCMOSセンサベースのカメラだけでなく、主に自動運転車に使用されるSPADベースのLIDARも含まれます。タワージャズは、シングルフォトンアバランシェフォトダイオード(SPAD)の最先端技術とToF(タイム・オブ・フライト)方式に基づく車載用LiDARの超高速グローバルシャッター画素により、この市場の拡大するニーズに対応しています。

セキュリティ

街角やビルの至る所でカメラの必要性は非常に高まっており、VGAカメラからHD、フルHD、QHD(4Mp)に移行する勢いも非常に速くなっています。タワージャズは、自社の最先端の画素技術を使用して、日本の魚津工場(12インチ)で最高のセキュリティセンサを提供しています。 この市場は急速に成長していくと予想できます。当社独自の65nmライトパイプ技術により、ハイエンドセキュリティに必要とされる非常に高いQE(量子効率)の画素を提供することができます。 さらに、最近開発された当社のBSIおよびウェハ積層技術は、この市場およびハイエンドカメラ市場分野における第一線のCIS技術となるでしょう。

TowerJazz CIS Security

産業用/マシンビジョン

工場の自動化、特に食品業界、家庭用知能ロボット(掃除機など)、2Dバーコードリーダ、交通制御カメラなどでの必要性が高まり、マシンビジョン市場は急速に成長しています。 これらすべてのアプリケーションに共通する点は、非常に高速で高いフレームレートのグローバルシャッター機能が必要だということです。 産業用センサ市場では、パートナー企業と300mmの65nmプラットフォームで最先端2.5umグローバルシャッター画素を開発中です。 私たちは、現行世代の180nmと110nmの両方でグローバルシャッター技術は成長し続けると考えています。しかし、その後も成長が続き、最終的には次世代の300mm技術で置き換えられるでしょう。そしてこれにより今後も我々はこの市場を維持することができると考えています。

最近の成果

最近では、中国の長春市で裏面照射(BSI)製造におけるパートナーシップをYuanChen Microelectronics(YCM)と締結し、タワージャズが製造する8インチCISウェハにBSIプロセスを提供できるようになりました。 このパートナーシップにより、タワージャズは、2018年中頃より高度なBSI技術を用いた量産サービスを世界中のお客様に提供することができます。さらに、タワージャズはBSIと12インチウェハ上の積層技術を開発しました。 これはハイエンドカメラ市場とハイエンドセキュリティ市場向けの当社の次世代のプラットフォームとして提供する予定です。

研究開発実績

長期的なCISの研究開発活動の中で、タワージャズは独自の有機材料を用いたナノアンテナ、ナノドット、センサ構造を含むCMOSバックエンドへのセンシング素子の統合を検討しています。これらの取り組みは、スタートアップや学会グループと連携して行われ、登録済みの放射線の範囲をより長い波長のIRに広げ、感度を高め、暗電流を減少させ、新しいデバイスオプションを容易にすることで、最終的にお客様に優れた画質を備えた画素を提案していきます。特にこれは、過酷な気象条件(車載用)や目に対する安全性(AR/VR)においてより優れた性能が必要になることで、より長波長のIRソリューションが常に求められるAR/VRおよび車載市場向けに関連しています。

最後に、CMOSイメージセンサビジネスユニットバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、Dr. Avi Strumより

「CIS市場において、当社では、産業用センサ市場向け次世代グローバルシャッター技術、ハイエンドカメラ市場向けの裏面照明および積層ウェハ技術、そして車載用に特化した画素技術の3つをメイン技術として研究をしています。研究開発、イノベーション、そしてこれらの分野のリーダーとのパートナーシップを通じて、当社は今後高い成長が期待されるこれらの市場において強みを発揮できるポジションにいます。」

DESIGN ENABLEMENT

EDAパートナーとの連携で最先端の設計支援ソリューションをさらに充実

タワージャズは、業界を牽引するPDK、デバイスモデルおよび設計ツールを提供することで知られており、お客様の製品のファーストタイムサクセス、最適なパフォーマンス、最短の市場投入を可能にし、競争優位性を確保することができます。

タワージャズのデザインイネーブルメントチームは、この四半期に、複数のEDAベンダーと連携し、新しいアナログフローのサポート、LDMOSの物理パラメータ抽出、EMIR、PERC、車載およびミリ波のソリューションをお客様に提供しました。 以下は、最新の我々の活動のハイライトです。

  • メンター・グラフィックス社とは、今年オースティンで開催されたDACで発表されたELDOとCalibreのリファレンスデザインでTanner / Nitroを紹介しました。 また、日本と韓国のTechnical Global Symposium(TGS)、メンターU2Uフォーラムで発表されたアナログ制約PERCキットの開発も行いました。 これらの検証キットは、車載用IC設計を対象にしたTS18プラットフォームおよびパワーマネジメントとCMOSイメージセンサを対象にしたTPS65プラットフォームで、アナログ制約(アライメント、対称性など)およびESDの堅牢性検証が含まれています。 スナップバックトリガー型のESDクランプ用のファンドリ業界初のモデリングも、TS18 CMOSプラットフォーム用にリリースされました。
  • Empyrean(ICScape社)とはiPDK Pcell環境を使用して、Aether(アナログ設計環境)、Argus(物理検証)、ALPS(SPICE)を含む完全なアナログフローのリファレンスデザインを開発しています。 私たちは現在、お客様がパワーマネジメント用途での設計において正確なシミュレーションを実現するために、LDMOS用のMagwel PTMもサポートしています。 シノプシス社のアナログフロー設計環境を完全にサポートするために、ICV用の物理検証ルールデックも追加しました。
  • ケーデンス社とは、ボストンで開催されたCDNLiveで、「Best Session Paper」賞を受賞したVoltus-Fi QAとリファレンスフローを発表しました。 これは当社のいくつかのPDKで現在利用可能で、お客様の設計でのエレクトロマイグレーションの堅牢性を検証し、IRドロップ領域を識別できるようになります。
  • 最後に、キーサイトテクノロジー社とは当社の130nm SiGe BiCMOS(SBC13)RF/ミリ波回路設計向けに、Momentum用の電磁界シミュレーションのテクノロジファイルをリリースしました。

当社の最先端のデザイン・イネーブルメント・プラットフォームの詳細については https://jp.towersemi.com/design-enablement/design-enablement-overview/ をご覧ください。

TOWERJAZZ TECHNICAL GLOBAL SYMPOSIUM (TGS)

2017年 タワージャズテクニカルグローバルシンポジウムサマリー

半導体や設計サービス会社、大学、政府機関など300を超える企業や団体から700人以上の方が参加するTGSは、業界のリーダーとのネットワーク構築のための最適な場であり、また新たなビジネスチャンスを獲得する場となっています。

2017年のTGSは、タワージャズの先進技術とお客様のパートナーシップを繋ぐ ”Full circle value creation”をテーマに、ヨーロッパ、日本、韓国、中国、米国で開催されました。 5か所で開催されたTGSでは、CEOのラッセル・エルワンガー氏による、お客様のためのタワージャズの価値創造(Value Creation)の取り組みにフォーカスした力強い講演から始まり、車載、産業、インフラ、イメージング市場に特化した当社のスペシャルティソリューション、またグローバルな製造能力と設計支援ツールの概要を紹介しました。

急速に成長する車載向けおよびセンサー市場、5GおよびIoT分野に対する、さまざまな話題に焦点が当てられました。 今回も、イノベーションのためのアイデアを共有し、既存および潜在的なお客様やパートナーと交流する素晴らしいイベントとなりました。TGSを通じて、参加者の皆様が当社の先進的なスペシャリティー技術とビジョンについての理解を深められたのではないかと感じています。

2017年のTGSは下記の企業様にご支援いただきました

TGS 2017 sponsors logos

INDUSTRY EVENTS

タワージャズが参加した半導体関連イベント(2017年下期)

スペシャルティテクノロジーにおけるリーダーシップ、ワールドワイドなデザインイネーブルメントサービス、マルチソーシングの生産体制を紹介

Semicon Japan

SEMICON Japan l Dec 13-15, 2017 l Tokyo, Japan
半導体業界で最大規模の国際展示会の一つであるSEMICON Japanの半導体エグゼクティブ・フォーラムで、当社のCEO、Russell Ellwangerが、価値創造、コア技術として主要トレンドをワールドワイドに展開できるアナログ技術の重要性、そしてどのようにタワージャズの技術が市場とテクノロジーのリーダーシップを発揮するのかについて基調講演を行いました。

その他、下記のイベントに参加しました。各サマリーはこちら

TowerJazz CEO at SEMICON Japan

ICCAD China | Nov 16-17, 2017  | Beijing, China

International RF-SOI Conference | September 27, 2017 | Shanghai, China

SNUG Japan | September 8, 2017 | Tokyo

TowerJazz Sensors' Hub

Sensors Hub’s Seminar | September 5th, 2017 | Tel Aviv, Israel

 

Mentor Forum

Mentor Forum 2017 | China, Taiwan and Korea

SOCIAL RESPONSIBILITY

Social Responsibility

As part of our corporate values and culture, we at TowerJazz aim to enrich and improve not only individuals’ lives, but society as a whole, and we believe corporate social responsibility is imperative to the Company’s true success.

TowerJazz supports a wide range of health, education, social and community activities that affect and involve its employees and the community’s well-being by promoting education, donating goods and funding programs/services. We are pleased to share below some of the most recent worldwide activities.

Headquarters – Migdal Haemek, Israel

As part of TowerJazz’s community outreach program, we donate funds to the GAIA (Global Awerness Investigation and Action) project, an international environmental research project involving a diverse population of middle and high school students as scientific and policy developers.

We have supported with key scientist mentoring and direct funding for the past 7 years, with 15 plus schools schools including Jewish, Arab, and Circassian in Israel, and schools in Greece, Czech Republic, Belgium, and USA active in the program.

The employees at our HQ (MH) facilities are supporting youth clubs for kids who need help with homework or need some mental support. This program has been in effect for the last eight years with a team of around 25 volunteers that participate in this activity once a week.

In addition, TowerJazz MH employee volunteers are participating for the fifth year in a project we call “English Learning by Volunteers.” Every week, 10 employees visit a nearby high school where they work 1:1 with 10th grade students teaching them English. During one-hour sessions, they have conversations, read short articles from magazines, listen to music, solve crosswords, surf the internet, and all are done – in English. It’s a fun and interactive way to teach and learn.

This project is part of a larger professional program, called ‘English – Tool for life’ conducted by the partnership of Michigan’s Jewish community and our region in Israel. The main goal is to improve students’ conversation skills and expand their vocabulary which will eventually increase their confidence in speaking English fluently. Another goal is exposing the students to the Hi-tech world, and to increase their motivation of working hard in order to succeed in life. During the year, a few events take place including field trips to TowerJazz and workshops for students to strengthen their team work.

Newport Beach, CA Facility

The TowerJazz NPB facility was chosen by the Fab Owners Association (FOA) to host the Q4 meeting. The two-day event included representatives from 18 device manufacturing companies. During the first day, the FOA president donated $1000 for a charity of our choice as a token of appreciation for hosting the event.

As a result, we were pleased to present a check to Working Wardrobes – an organization that assists survivors of domestic violence and other adults trying to overcome challenges and re-enter the workforce – through life skills education, career counseling and providing suitable attire. TowerJazz’s donation will help the organization with one of its current initiatives, aiding veterans who recently got out of the service and are looking to enter, or go back to the workforce.

In addition, our NPB employee volunteers donated their time participating in various activities at the Working Wardrobes center such as sorting, boxing and organizing clothes or helping with other activities to prepare those in need for workforce readiness which can be a life changing experience.

In the spirit of the holiday season, TowerJazz NPB employees participated in a Corporate Social Responsibility Day at the Second Harvest Food Bank of Orange County. Employees volunteered to help with various activities such as sorting and boxing perishables and helping with other activities at the center

San Antonio, Texas Facility

Our employees in San Antonio contributed to the community by supporting a Food Bank event.

They packed over 19,000 lbs. of food which translates to over 15,000 meals for people in the area who are in dire need of food for their families.

TowerJazz Texas also purchased school supplies and filled 250 backpacks for needy children in the community.

We are proud to have such great employees with good will and a volunteering spirit!

GETTING TO KNOW US – LIFE IN TOWERJAZZ

Getting to Know Us

During our Jewish New Year’s ceremony at our headquarters in Migdal Harmek, Israel, over 100 employees, including some of our top management, surprised us all with a crazy flash mob!

Special thanks to Lena Kaminski, Director of R&D and Yield for initiating the event and producing this video: https://www.youtube.com/watch?v=o7gkI-obAUc.

During our End of Year ceremony at our Newport Beach, CA facility, our employees joined a surprise guest and caroled along with a specialized “12 Days of Christmas” version.

https://www.youtube.com/watch?v=mAMzy-V5B4.

Thank you to our brilliant and amazing employees who made us all, once again, PROUD TO BE TOWERJAZZ!

FEATURED NEWS

Compound Semiconductor

TowerJazz Goes Green
TowerJazz has announced a series of initiatives to increase its use of renewable energy and improve its water and electricity usage. TowerJazz has finalized an agreement to install solar panels in areas comprising nearly 100,000 square feet at its company headquarters in Israel with 80 percent on the roof, and the remaining panels in the parking lot. The company already recycles 60 percent of the water used at this site. Read More

TowerJazz Lends Helping Hand to Automotive Chip Makers

TowerJazz announced new options for manufacturing SiGe, RF CMOS, and RF SOI chips for cars, which have strict reliability and quality needs. The specialty purveyor is aiming to tap into the growing market for radar sensors that cover blind spots and wireless chips that chat with nearby cars about their location. Read More

DENSO Develops 24 GHz Automotive Radar Sensor Using TowerJazz’s SiGe Technology
TowerJazz has announced that DENSO Corporation has used its 0.18 um advanced SiGe technology to develop a 24-GHz rear and side radar sensor. This sensor, developed using TowerJazz’s submillimeter-wave technology, is used in the Toyota Camry that was released in North America in July 2017 and will help enhance the vehicle’s safety system. Read More

the-street

TowerJazz and Tacoma announce partnership for 8-inch fab in China
Tower has received a first payment of $18M, rendering phase one of the framework agreement with Tacoma binding. TowerJazz will provide technological expertise together with operational and integration consultation, and Tacoma will be responsible for sourcing funds for all activities, milestones and deliverables of the entire project, including the construction, commissioning and ramp of this facility. Read More

yahoo-finance

TowerJazz and Yuanchen Microelectronics Announce Partnership for Backside Illumination (BSI) Manufacturing in Changchun, China
Partnership enables TowerJazz to offer state of the art BSI flow in mass production for CMOS image sensor high-end markets

The new BSI technology will be utilized for high-end photography, automotive, and AR/VR, among other growing CIS markets. This is the first time BSI will be offered by a foundry to the high-end photography market, including large formats requiring stitching. Read More

Design&Reuse

TowerJazz and Crocus Expand Presence in Magnetic Sensors Market through Successful Licensing of Crocus’ IP and Volume Manufacturing by TowerJazz
TowerJazz and Crocus announced volume manufacturing of Crocus TMR (Tunnel MagnetoResistance) sensors, using TowerJazz’s 0.13um CMOS process with a dedicated magnetic module in the Cu BEOL. With Crocus’ magnetic process, know-how and IP, and TowerJazz’s process technology and integration expertise, Crocus has successfully licensed the TMR technology to an automotive Tier 1 customer, bringing increased business to both companies. Read More

TowerJazz releases its advanced 5V 65nm CMOS process
Addressing LED lighting, analog switch, DC/DC converter and load switch applications, TowerJazz has released an advanced 5V 65nm power process, with enhanced Rdson efficiency and an attractive die cost advantage over 0.18um 5V processes. The technology offers an average of 30% area reduction for a given 5V power transistor and typically a 35% die size reduction for a mixed-signal chip. Read More