*2019 年1 月28日に発表されたプレスリリースの抄訳です
タワージャズ65nmプロセスで世界最小グローバルシャッターピクセルを日本の300mm工場で量産開始
多岐にわたる産業用および商業用アプリケーション、ハイエンドマシンビジョン、顔認証などに適した最先端のピクセル性能
イスラエル、 ミグダル ハエメク、2019年1月28日 – グローバルスペシャルティファンドリリーダーのタワージャズは本日、同社が誇るCMOSイメージセンサ(CIS)テクノロジーで、世界最小のグローバルシャッター(GS)ピクセルの量産を魚津(富山県)の300mm工場で開始することを発表しました。タワージャズの最先端65nmプラットフォームと独自のライトパイプ技術を基盤としたこの画期的な成果は、世界最小のピクセルサイズとなる2.5µmで優れたグローバルシャッター性能を提供します。 グローバルシャッターピクセルは、産業用、ハイエンドのマシンビジョン、モバイルの顔認証、商業用アプリケーションなど、世界有数の新興市場で幅広く使用されています。
65nmプロセスによる当社独自の先端のライトパイプ(光を直接フォトダイオードに送るマイクロ光学構造)技術によって、現在市場で使用されている画素と比較して、優れた機能性と優れた射角特性を提供しつつ、画素面積を半分にすることが可能になります。特に、グローバルシャッターピクセルの最も重要なパラメータであるシャッター効率と量子効率(QE)は、画素内のマイクロ導波路構造における優れた光入射特性によって、高い光線入射角(low F#s)でも非常に優れています。 画素サイズが小さくなれば、センサの撮像領域を狭くすることができ、より低コストで小型のフォームファクタ(カメラモジュールの寸法)が可能になり、また、同じ撮像領域で解像度を2倍にすることができます。
これまでタワージャズが実現したグローバルシャッターピクセルは、2016年に発表した2.8 µmが世界最小のもので、このピクセルを使用した数々の製品は現在量産中です。
タワージャズのフェローでCMOSイメージセンサ エキスパートであるAssaf Lahav博士は、次のように述べています。「当社は、世界最小のグローバルシャッターピクセルの量産開始を発表することができ、とても誇りに思います。お客様に最先端のイメージングソリューションを提供し、今日の高度な市場ニーズにお応えしていきます。この画期的な成果は、その豊富な技術知識に基づいて、先進技術の提供と独自の価値提案に継続的に取り組んでいることを明確に実証しています。」
タワージャズは2019年2月26日に、イスラエルのハイファでテクニオン – イスラエル工科大学とACRC (先端回路研究センター)と共同で、CMOSイメージセンサテクニカルセミナーを開催します。セミナーでは、成長を続けている幅広いイメージング市場向けに、タワージャズの先進のCISプラットフォーム、最先端の技術ソリューション、そして優れた製造能力を紹介します。
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タワージャズについて
タワーセミコンダクター株式会社 (NASDAQ: TSEM, TASE:TSEM)は、その子会社とタワージャズというブランド名でグローバルに事業を展開するスペシャルティファンドリのリーダーです。タワージャズは、コンシューマー、産業機械、車載用、医療用、航空宇宙・防衛などの成長市場で次世代の集積回路(IC)を生産しており、SiGe、BiCMOS、ミックスドシグナル/CMOS、RF CMOS、CMOSイメージセンサ、パワーマネージメント(BCDおよび700V)、MEMSなど、カスタマイズが可能なプロセスプラットフォームを幅広く提供しています。また迅速かつ正確なデザインサイクルを実現する世界クラスのデザインイネーブルメントを提供し、IDMやキャパシティ拡大を必要とするファブレス企業向けにはTransfer Optimization and development Process Services(TOPS)を提供しています。複数のファブを使ってサービスを提供するために、タワージャズはイスラエルに2か所(150mmと200mm)、米国に2か所(200mm)、日本に3か所(200mmと300mm)の生産拠点を保有しています。詳細は www.towersemi.com をご覧ください。
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