Infinera社が業界最高の800Gbs光学エンジンにタワーセミコンダクターのSiGe技術を採用

イスラエル、ミグダル ハエメク2020年5月27日－高付加価値のアナログ半導体ファンドリソリューションのリーダーであるタワーセミコンダクター(NASDAQ/TASE:TSEM)は、本日、Infineraが自社の持つ業界トップクラスの800G第6世代Infinite Capacity Engine (ICE6)向けにタワーの高性能Terabit SiGe BiCMOS platformを採用することを発表しました。たぐいまれな性能を有するICE6は、単一波長を用いながら800Gbit/secのスピードを提供し、コスト、消費電力、ファイバーキャパシティの利点をネットワーク事業者に提供し、ネットワークの絶え間ない帯域幅需要に対して高い費用対効果での対応が可能になります。

Infineraのオプティカルモジュール開発担当上級副社長のDr. Ray Milano氏は次のように述べています。 「Infineraは常に最高水準の技術を活用し、業界トップクラスのシステム性能を実現しています。これには、高帯域幅ドライバおよびレシーバ回路構成としてInfineraの業界トップクラスのリン化インジウム(InPh)フォトニックICとタワーの持つ高度なSiGe技術が含まれます。」

InfineraのICE6光学エンジンは、InfineraのOptical Innovation Centerから生まれた最新のイノベーションであり、さまざまなネットワークプラットフォームに容易に統合できるコンパクトなデジタルコヒーレント光学(DCO)パッケージで設計されています。2つの800G波長をサポートし、画期的な光学機能を誇る1.6Tbs光学エンジンは、ネットワーク事業者にさらなる価値を提供し、競合ソリューションよりも大幅に優れた性能を実証しました。

タワーセミコンダクターの高度なTerabit SiGe BiCMOSプラットフォーム(SBC18)は、300GHzを超える速度を持つトランジスタを提供する高速ネットワークアプリケーション用に最適化されており、100Gbps、400Gbps、そして現在の800Gbpsの速度を持つ高性能テレコム、データコム光ネットワークを設計する業界リーダー向けの主力となるものです。また、このSiGeプラットフォームは、車載レーダー、衛星通信、サブ6GHzおよびmm波帯の両方の5Gなどの高周波無線通信用に最高の性能を発揮できるものとなっています。

タワーセミコンダクターの上級副社長およびアナログIC事業部ジェネラルマネジャーのMarco Racanelli氏は次のように述べています。「業界トップクラスの800G光エンジンの開発において、Infineraとパートナーシップを築いていることをとても誇りに思います。Infineraチームとの協力により、両社が光通信市場において重要なマイルストーンを達成することができました。タワーは、急速に成長するデータ転送市場に対応し、Infineraなど業界トップ企業が差別化された高価値ソリューションを実現できるよう、継続的な最先端技術の開発とそれに対応する量産能力を提供します。」

タワーセミコンダクターのRF&HPAプロセス技術に関するの詳細については、こちらを覧ください。

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